ラジコンヘリとドローンの違いわかりますか?今さら聞けないドローンとは

 

4年ほど前から旅行の時にもドローンを持って行くようになったのでこれからドローンについても少しずつ書いていこうと思います。

いきなりですが、ラジコンヘリと、ドローンの違いを聞かれたときに答えられますか?
ドローンって頭の中にはすぐ思い浮かべることは簡単だと思いますが、説明するとなると途端にむずかしくなりませんか?
今回はそんな方へ向けて、わかりやすく「ドローン」とは?について解説していこうと思います。

 

ラジコンヘリとドローンの違いは?

ここ数年で話題になったドローンと、昔からあるラジコンヘリ。何が違うのでしょうか?
その答えは自律性にあります。
自立性とは?
昔からある、ラジコンヘリというのは全てを操縦者が手動操縦し続けなければなりません。
しかし、ドローンは違います。ドローンは、ある程度ドローンまかせで飛行可能な場合もあれば、完全に飛行をまかせてしまうこともできるのです➝自律飛行(自律性)
ここに、ラジコンヘリとドローンの大きな違いがあります。

なぜ、ドローンは自律飛行できるのか?

ドローンが自律飛行するためには様々なパーツが必要です。
ここからは自律飛行するための重要なパーツを解説していこうと思います。

・GPS(Global positioning System)
GPSがあることにより、ドローンは自分の居場所が正確にわかるようになります。
離陸時の位置情報も記憶しているので、自動で同じ場所に戻ってくることも可能です。

・加速度センサー
加速度センサーがあることにより、ドローンの飛行は自動で安定します。
加速度センサーでは、機体の速度や位置の変化、傾きなどのデータを取ることができます。こららのデータをもとに、ドローンは自動でプロペラの回転速度の強弱を制御し、安定して飛行することができます。

・障害物センサー
周囲の障害物を検知して回避することができるシステムです。

・電子コンパス
電子コンパスがあることにより、ドローンは「どちらを向いているか」という方角を認識することができます。GPSと併用することによって、位置情報の制度を高めることができるようです。

これらの機能は全てのドローンに付いているということではありません。
ですが、多くのドローンが自律飛行を行えるようになっていますので、購入をした際はぜひ自律飛行を試してみてはいかがでしょうか。

 

ドローンでできることは?

ドローンには様々なセンサーや、GPS、電子コンパス等のパーツが内蔵されていることわかりましたね。
ここからは、そんなハイスペックなドローンだからできることを解説していこうと思います。

ドローンができること(期待されていること)

・空撮
・ドローンレース
・農薬散布
・防災
・測量
・防災

他にもまだまだあるかもしれませんが、一つ一つ解説していこうと思います。

空撮
ドローンが登場する前では、空撮業務というのはヘリコプターをチャーターして、カメラマンを雇わなければなりませんでした。
しかしドローン登場により、空撮業務は誰でも簡単にできるようになりました。

ドローンレース
ドローンレースは、その名の通りドローンを操作して速さやその順位を競う遊びです。ドローンレースでは
・目視内飛行レース
・目視外飛行レース
に分かれます。
目視外飛行レース、通称FPVドローンレースが一般的でり、レーサーはFPV用のゴーグルを装着しながらドローンの操縦を行います。
ゴーグルに映し出されるのは、ドローンから見えるリアルタイムの映像です。実際にドローンに乗って運転しているような感覚をあじわうことができます。
今では毎年世界大会開催されており、非常に人気となっています。

農薬散布
農薬散布については、ラジコンヘリが1980年台から利用されています。しかし、安定性や、自律性を考えるとドローンはラジコンヘリより適していると思われます。
また、ドローンには撮影機能が備わっていることが多いので、農作物の、盗難被害の証拠を撮影できる可能性もある点で優れています。

測量
測量業務はドローンの登場によって大きく変わりました。
これまでは、地道に人が測量を行う場合や、飛行機やヘリコプターが航空測量を行っていました。
しかし、ドローンの登場によって空撮測量が、簡単で費用も安くできるようになりました。

防災
ドローンは過去に災害現場で活用された事例があり、今後もその活躍が期待できます。
過去の事例としては
・水難救助
➝ドローンに浮き輪を付け、人の熱を児童で探知すると浮き輪を投入
・火山の噴火
➝噴火状況や被害状況などの現地の確認
・地震の発生
➝被害状況や断層の様子などの現地の確認
などがあります。

宅配
ドローンを使用した宅配はまだ日本では正式に運用されていません。ですが、アメリカではドローン宅配が2019年4月23日に認可されており、実用化に向けた動きが加速しているみたいです。
日本でもドローンの宅配便サービスの実験を行っており、実用化はもうすぐそこまで来ていると言われています。

いかがでしたか?
ラジコンヘリとドローンの違いをおわかりいただけたでしょうか?
自律飛行が可能なドローンは、今後もますます様々な分野での活躍が期待できそうです。
みなさんも機会がありましたら、ぜひドローンで遊んでみてはいかがでしょうか。