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夫婦と13歳、11歳、6歳の子ども3人。家族5人でシェラトン・ワイキキ・ビーチリゾートに2泊しました。
予約していたのはベッド3台のシティビュー・ファミリールーム。海は見えない部屋です。それが宿泊4日前、ナイトリーアップグレードアワード(NUA)が承認され、カイ・オーシャン・スイートに変わりました。
この記事では、その2泊で実際に分かったことを書きます。客室の使い勝手、プールのチェア争奪戦、Marriott Bonvoyのチタン特典と朝食、コインランドリー、そしてチェックアウトまで。

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家族5人・2泊の結論
先に結論を書いておきます。かなり満足度の高い2泊でした。
ただ、それは「スイートが豪華だったから」という理由ではありません。
家族5人が同時に動いても狭くならない広さがあり、海やプールから帰ってきてそのまま駆け込めるバスルームがあり、ラナイに出れば朝に登ったダイヤモンドヘッドと、夕方には海へ沈む夕日が見えました。ダイニングテーブルがあったので、テイクアウトを買って帰って部屋で夕飯を食べることもできました。
ワイキキビーチは目の前です。チェックアウトの日も、朝から部屋を出る時間まで海とプールで遊んでいました。
観光に出かけなくてもホテルの中で時間が埋まる。子ども3人を連れたハワイでは、これがそのまま「楽だった」に直結します。
シェラトン・ワイキキ・ビーチリゾート(SHERATON WAIKIKI BEACH RESORT)を予約NUAでのアップグレードとチェックイン
13時にフロントへ行ったらそのまま入れた
事前に12時ごろのアーリーチェックインを希望していました。
ところが12時を過ぎてもアプリは静かなまま。「お部屋の準備ができました」の通知は届きません。夏休みのワイキキです。さすがに厳しいか、と思いながら13時ごろに一度フロントまで行ってみました。
名前を伝えると、あっさり「もうお部屋は用意できています」。
通知が来ていなかっただけで、部屋自体はとっくにできていたわけです。通常のチェックインは15時なので、結果として2時間早く入れたことになります。
アーリーチェックインが確約されていたわけではありませんが、通知を待ち続けるより一度聞いてみた方が早い。これは次から使おうと思いました。
ちなみにチェックイン前とチェックアウト後の荷物は、フロント横のベルデスクで預かってもらえます。チェックインは15:00、チェックアウトは11:00です。
待っている間に目に入るのが、ロビーの大きなサンドアートです。入口側から見るとカヌーを漕ぐ人物が描かれているのですが、反対側へ回るとまったく別のデザインになっていました。


NUAは宿泊4日前に承認された
このチェックインには、もう一つ大きな前振りがありました。
予約後、保有していたナイトリーアップグレードアワードでアップグレードを申請していたのです。
正直、期待はしていませんでした。夏休みの繁忙期にNUAが通るのは厳しい、という声をSNSでいくつも見ていたからです。
それが宿泊4日前、Marriott Bonvoyアプリに通知が届きました。
「アップグレードが承認されました」
変更後の客室は「カイ・オーシャン・スイート ダブル、1ベッドルーム」。
公式サイトによるとカイ・オーシャン・スイートは約100㎡。ダブルベッド2台またはキングベッド1台のベッドルームに、ソファベッドのあるリビングが付き、ダイヤモンドヘッド、ワイキキビーチ、エッジ・インフィニティプールを望めるスイートです。
別の平日に同じ部屋を家族5人の条件で検索してみると、2泊で4,418.46ドルと表示されました。日本円に直すと考えたくない数字になります。円安がつらいです。
5名予約のまま、スイートへ変更された
家族5人でハワイのホテルを取るとき、必ず引っかかるのが定員の問題です。
シェラトン・ワイキキでは、18歳未満の子どもはエキストラベッドを使わない限り追加料金はかかりません。ただし、添い寝の乳幼児であっても客室の最大宿泊人数にはカウントされます。
つまり「大人2人+子ども3人、子どもは添い寝だから4名定員の部屋でいい」という考え方は通りません。
私たちの予約はもともと「1室・5名」でした。NUA承認後も5名のままカイ・オーシャン・スイートへ変更され、そのまま宿泊しています。
一方、現在の公式客室ページではカイ・オーシャン・スイートの最大人数は4名と記載されています。5人で最初からこの部屋を狙うなら、事前にホテルへ確認した方がよさそうです。
家族5人・2泊で1,581ドル
今回の予約料金は、家族5人・2泊で合計1,581ドルでした。
- 1泊目 609ドル
- 2泊目 619ドル
- リゾート料金 104ドル
- 税金・諸費用 249ドル
これはあくまでアップグレード前、シティビュー ファミリールームの料金です。
正直に言うと、この部屋だけで見れば高いと感じました。海は見えず、街側の眺めで、家族5人分とはいえこの金額です。数年前の相場を調べてみると、やはり結構上がっているようでした。
リゾート料金で実際に使ったと実感できたのは、客室に置かれていたウォーターボトルとホテルWi-Fiです。
カイ・オーシャン・スイートの客室
ドアを開けて最初に出た言葉は「広い」
部屋に入って最初に口から出たのは「広い」でした。その次に感じたのはエアコンの涼しさです。ワイキキの日差しの下を歩いてきた体には、それだけでありがたい。
リビングには大きなソファ、ダイニングテーブル、アームチェア、デスク。

そして奥へ目をやると、窓の向こうにダイヤモンドヘッドが見えていました。

ダブルベッド2台+ソファベッドで5人
ベッドルームにはダブルベッドが2台。

リビングのソファを展開するとベッドになります。これが想像よりかなり大きく、5人で寝るのに何の問題もありませんでした。

そして意外に効いたのが、ベッドルームとリビングが分かれていることでした。子どもが先に寝ても、リビング側で荷物の整理や翌日の相談ができます。ワンルームの客室に5人で詰まっていると、これができません。
なお公式サイトによると、ラナイはリビング側だけでなくベッドルーム側にもあります。
海から帰ってそのまま入れるバスルーム
バスルームもかなり広いです。洗面台はダブルボウル。

5人で泊まると朝の支度が完全に渋滞するので、洗面台が2つあるだけで流れが変わります。
ただ、実際に泊まって一番ありがたかったのは浴室の方でした。バスタブの手前に、広い洗い場があるのです。

海やプールから戻ったら、そのまま浴室まで直行。そこで水着を脱いで、濡れたものをまとめられます。
子ども3人を海とプールに連れて行くと、濡れた水着とタオルが5人分出ます。それを部屋の中へ持ち込まずに済むかどうかは、地味なようでかなり大きい差です。
「広いバスルーム」という一言で済ませてしまうと伝わらないのですが、海とプールで遊ぶ家族にとっては、これは実用性の話でした。
5名で予約したらアメニティも5人分
細かいところですが、5名で予約していたためアメニティも最初から5人分そろっていました。
人数分が最初から用意されているかどうかはホテルによって対応が分かれます。足りなければ頼めばいいとはいえ、着いた瞬間に全員分そろっているのは単純に楽でした。
客室からの眺望とサンセット
この部屋で一番良かったのは、結局のところ眺望でした。
朝に登った山を、部屋から眺める
ダイヤモンドヘッド、ワイキキビーチ、青い海。これが一度に視界に入ります。

見た瞬間に思ったのは「ザ・ハワイ」、それから「ガイドブックで見るやつだ」でした。語彙が消えるタイプの景色です。
そして個人的に一番効いたのは、この日の朝に家族でダイヤモンドヘッドに登っていたことでした。
数時間前に自分たちが立っていた場所が、部屋の窓の向こうにある。写真で見るきれいさとは別の感情が乗ります。
9階からウミガメが見えた
今回泊まったのは9階でした。
海を眺めていると、ウミガメが何度も見えました。
目を凝らしてようやく見つかる、という感じではありません。海面を見ていれば自然と見つかるくらいの頻度です。多いときには3匹が一緒に泳いでいるところまで見えました。
ホテルの眺望と聞くと高層階を選びたくなりますが、海面のウミガメを探すという一点では、中層階や低層階の方が面白いかもしれません。9階はちょうど良かったです。
ラナイで家族そろって夕日
もう一つ、記憶に残っているのが夕日です。
ダイヤモンドヘッドが見える方向とは反対側に、ちょうど海へ沈んでいく夕日が見えました。

この日は家族全員でラナイに出て、沈んでいくのを最後まで眺めていました。
サンセットを見るためにどこかへ出かけたわけではありません。部屋に戻っただけです。子ども3人を連れて夕方にもう一度外へ出るのは、それなりに気合いが要ります。それをせずに家族5人そろって同じ景色を見られたというのが、このスイートの一番の価値だったかもしれません。
日が沈んだあとの夜景もきれいでした。

プールと館内サービス
子連れならヘルモア・プレイグラウンド
子どもと一緒なら、使うのは基本的にヘルモア・プレイグラウンドです。2つの淡水プール、ウォータースライダー、ジャグジーがあります。

もう一つのエッジ・インフィニティプールは16歳以上の宿泊者専用なので、子ども3人を連れているとこちらは対象外でした。

公式の営業時間はどちらも8:00〜20:00。一般のプールチェアは無料・先着順で、カバナや水中チェアは有料の予約制です。
ビーチタオルはプールサイドで無料で借りられます。プールの営業時間に合わせた貸し出しなので、部屋からタオルを持って降りる必要はありませんでした。
無料チェアはビーチ側から埋まっていく
ここは、行く前に知っておきたかったことです。
初日にプールへ行ったとき、無料のチェアは全部埋まっていました。座る場所どころか、荷物を置く場所にも困ったほどです。
これはまずいと、翌朝は作戦を変えました。オープンは8時。その15分前、7時45分に様子を見に行きます。
行ってみると、ビーチ側のプールに近い30席ほどは、すでに人がいるか荷物が置かれているかで空きはゼロでした。まだオープン前です。
ただ、そこから離れた手前側の席は、ほとんど空いたままでした。
つまり「席が取れない」のではなく「いい席が取れない」という話です。場所にこだわらないなら、そこまで焦る必要はありません。プールやビーチのすぐ近くを確保したいなら、7時45分でも遅いくらいです。
同じ時間にエッジ・インフィニティプールの前を通ると、こちらはオープン前から15人ほどの列ができていました。
ALOHAボトルと、各階の給水機
客室には「ALOHA」と書かれた白い再利用可能なボトルが2本置かれていました。リゾートチャージに含まれる特典で、持ち帰ることができます。

そしてこのボトルが効いてくるのが、全フロアのエレベーターホール付近に設置された給水機です。
自分の階で入れられるので、わざわざロビーまで降りる必要がありません。水を汲んだ子どもが最初に言ったのが「めっちゃ冷たい」でした。触っただけで分かるくらい、しっかり冷えています。
ハワイでペットボトルを都度買うと地味に効いてきます。部屋を出るときにボトルへ入れていくだけで、その出費がまるごと消えました。
日本語LINEは便利。ただしアクティビティは別
シェラトン・ワイキキには日本語サポートがあります。
1階フロント右手奥に「アジアゲストサービス・デスク」があり、日本語対応スタッフが毎日9:00〜20:00に対応しています。私たちはこのカウンター自体は使いませんでした。
代わりに便利だったのが、ホテル公式のLINEです。館内には友だち登録用のQRコードが掲示されていて、チェックインデスク付近や館内モニターでも見られます。9:00〜17:00の間、日本語で質問やリクエストを送れます。
アメニティの追加などはこれで完結しました。英語で電話をかける必要がないというだけで、ハードルが一段下がります。
ただし、何でもLINEで済むわけではありません。
ホテル内のリゾートアクティビティは、鯉の餌付け以外は原則予約が必要で、宿泊者専用サイトから7日前より予約します。こちらは英語サイトからの手続きです。
日本語で聞けるのは日中だけ、アクティビティの予約は英語サイト。この2つは滞在初日に把握しておいた方がいいです。
コインランドリーで18ドルかかった
家族旅行では洗濯も現実的な問題です。
シェラトン・ワイキキには5階と18階に24時間使えるランドリールームがあります。公式料金は洗濯機6ドル、乾燥機6ドル。各階に洗濯機と乾燥機が4台ずつ、洗剤・柔軟剤は別途3ドルです。
事前に調べた情報では5ドルだったので、行ってみたら6ドルになっていた、という感覚でした。支払いはクレジットカードも使えます。
問題は乾燥機でした。
洗濯1回、乾燥1回。それで取り出してみたら、まったく乾いていません。仕方なくもう1回乾燥機を回しました。
洗濯6ドル+乾燥6ドル+乾燥6ドルで、合計18ドル。今回使った乾燥機だけの問題だった可能性はありますが、1回の洗濯としてはなかなかの金額になりました。
乾燥は1回で終わらない前提で、時間と予算を見ておいた方が安全です。
ホテルWi-Fiは実測54.62Mbps
客室でホテルWi-Fiの速度も測ってみました。
ダウンロード54.62Mbps、アップロード21.66Mbps、Ping 146ms、Jitter 1ms。

Web閲覧、SNS、動画視聴、旅行中の写真アップロードで困ることはありませんでした。こちらもリゾートチャージに含まれています。
Marriott Bonvoyチタン特典と朝食
袋に入るだけ選べるGIFT
今回はチタンエリートでの宿泊でした。
エリート特典で面白かったのが、ホテル内で受け取れるGIFTです。
チェックイン時にギフトバッグを受け取り、それを持ってアメニティストア「GIFT」へ行きます。場所はチェックインカウンターの隣、日本語サービスデスクの向かい側です。
店内に並んでいるドリンクやお菓子、グッズから、袋に入る範囲で好きなものを選べます。袋の大きさはプラチナ、チタン、アンバサダーで違うようです。

今回選んだのは、
- 大きめのタンブラー
- Hawaiian Sunのドリンク
- Hawaiian Soda Co.のドリンク
- プレッツェル
- マカダミアナッツチョコ
大きなタンブラーは子どもが自分で選んだものです。旅行が終わって帰国したあとも、家でずっと使っています。旅先で自分で選んだものが日常に残るというのは、子どもにとっては意外と大きいようでした。
決められたウェルカムギフトを受け取るのではなく、袋に入る範囲で自分たちで選ぶ。この形式自体が家族には楽しかったです。
ただし受け取りには営業時間があります。滞在中に必ず寄るつもりなら、時間に余裕をもって動いてください。
ウェルカムギフトはポイントか朝食か
エリート特典のウェルカムギフトは、ポイントか朝食かの選択制でした。先ほどのGIFTの詰め放題とはまた別の特典です。
今回は朝食を選びました。無料になるのは2名分のコンチネンタルブレックファストです。
ここで押さえておきたいのが、レストラン自体はビュッフェだという点です。無料になるのはコンチネンタルセットのメニューのみで、ビュッフェを食べたいなら差額が必要になります。
そして子どもは無料対象ではありません。チェックイン時に案内された追加分の料金は次のとおりでした。
- 3人目以降がコンチネンタルを希望する場合 15ドルほどで部屋付け
- 無料対象の2名がビュッフェへ変更する場合 差額27ドル
- 子どもがビュッフェを利用する場合 子ども料金21ドル
家族5人でビュッフェに全員そろって行く、という形にすると、特典があってもそれなりの金額になります。
30階のラウンジでテイクアウトできた
翌朝、会場で聞いてみると、コンチネンタル朝食はテイクアウトができるとのことでした。
2人分をボックスでもらい、部屋へ持ち帰ることに。
入っていたのはクロワッサン、デニッシュ、フルーツ、ヨーグルト、グラノーラなど。ジュースはオレンジとパイナップルから選べたので、1つずつもらいました。

子ども3人を連れて朝から会場で座って食べるより、部屋のダイニングテーブルで食べる方が全員気楽です。テイクアウトできると分かった時点で、この日の朝は決まりました。
私たちが宿泊したときは、通常のカイ・マーケットではなく30階のレアヒ・ラウンジで朝食を提供していました。現在の公式案内でも一時的に30階での営業となっており、朝食時間は6:00〜10:30です。
受け取りに行っただけだったのですが、30階からの景色が良くて、結局写真を撮っていました。

子ども分は、ホテル1階のHonolulu Coffee at Sheraton Waikikiで追加購入しました。
クロワッサンとハム&チーズクロワッサンは、どちらも同じようなふわっとした生地で、1個がかなり大きめ。素直においしかったです。
写真だとパンが大きいせいでアサイーボウルが小さく見えますが、実物はアサイーボウルもしっかりした大きさがありました。


チタンでもレイトチェックアウトはできなかった
今回、レイトチェックアウトは利用できませんでした。
最終日にカウンターで聞いたところ、できないという回答でした。チェックイン時に伝えておけば結果は違ったかもしれません。ここは完全にこちらの段取りミスです。
シェラトン・ワイキキではプラチナ以上に公式上16時までのレイトチェックアウト特典がありますが、マリオット系はどこも16時まで通ることは少ない印象です。
ただ、チェックアウト後のスーツケースはベルデスクで預かってもらえました。
荷物を預けてランチに行き、そのままバスの時間まで過ごせたので、11時に部屋を出てもスーツケースを引きずって歩く必要はありませんでした。結果として、最終日も朝から海とプールで遊び切れています。
まとめ
家族5人でのシェラトン・ワイキキは、部屋・眺望・プール・立地のどれを取っても満足度の高い2泊でした。
一方で、この滞在がここまで良くなった理由の大きな部分は、NUAでカイ・オーシャン・スイートへ上がれたことにあります。ベッドルームとリビングが分かれた約100㎡、広い洗い場のあるバスルーム、ダイヤモンドヘッドと海を一度に見渡すラナイ。どれも元のシティビューの部屋では得られなかったものです。
逆に言えば、事前に押さえておけばよかったこともありました。プールのチェアはビーチ側から埋まること、レイトチェックアウトはチェックイン時に頼んでおくこと。次に泊まるときは、この2つは初日に忘れないようにしようと思います。
シェラトン・ワイキキ・ビーチリゾート(SHERATON WAIKIKI BEACH RESORT)を予約